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TOPICS 介護士向け民間就職支援サービス

介護ロボット「見守り支援機器」への助成

 

見守り支援機器への助成

2016.9.5
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見守り支援機器

このページでは見守り支援機器について、導入支援特別事業において助成対象となる介護ロボットの種類を紹介していきます。見守り支援機器には介護施設型と在宅介護型の2種類があります。介護施設型は介護施設内で利用するもので、外部通信機能を搭載したセンサー付きの機器です。在宅介護型は在宅介護にて利用するもので、要介護者が転倒した際の検知センサー等を搭載した機器があります。下記に詳しく説明していきます。

見守り支援機器への助成

介護施設型

介護施設型の見守り支援機器は施設内にいる多数の要介護者を見守る必要があります。要項としては、「施設内にいる要介護者の情報を介護士の間で共有可能」「時間帯(昼夜)に関係なく利用できる」「声を出す・ボタンを押すといった自発的に要介護者が救助を求める行動から得る情報のみに依存しない」「ベッドから要介護者が離れようとした際に検知センサーによって知らせる」「見守り機能の拡張や他デバイスとの接続が可能」と言った内容になります。
現在開発されているものですと、要介護者が危険な姿勢になった際に三次元再構成人体形状入力を用いてニュートラルネットワーク判断により検知し、FG視覚センサーから体動情報を分析するため誤情報の確率も非常に低くなっています。レスポンスも速く、危険を察知してから分析・危険状態の確定・報告までのプロセスにかかる時間は30秒ほどです。

在宅介護型

在宅介護型の見守り支援機器は主に転倒検知センサー・外部通信機能を搭載した機器です。要項としては「複数の部屋を(同時に)見守り可能」「浴室の見守りが可能」「暗い場所でも利用可能」「声を出す・ボタンを押すといった自発的に要介護者が救助を求める行動から得る情報のみに依存しない」「要介護者が端末を持ち運ぶ事を必須としない」「転倒を検知し、ただちに報告可能」「要介護者の体調の変化に関する情報を検知し、開発者と介護者が情報共有できる」「見守り機能の拡張や他のデバイスとの接続が可能」と言った内容になります。
現在開発されているものでは、LED照明を使用したものがあります。LED照明の中にカメラが内蔵されている為、要介護者が監視されているという不快感を感じる事無く見守る事が可能です。レーダー機能により要介護者の動きを測定し、転倒などの体制の変化を素早く捉えて通報します。非接触で計測可能な為、要介護者に端末を取り付ける必要もなくストレス無く生活を送る事が出来ます。

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